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JWCSのご紹介

野生生物保全論研究会(JWCS)は人間と野生生物が共存する社会の実現を目指します。
経済活動のグローバル化は野生生物に多大な影響を与えています。そしてそれには日本の政策や企業活動および消費行動が少なからずかかわっています。JWCSは日本の非政府・非営利組織として野生生物保全活動を行います。

ゴリラの生息地での活動を支援

JWCSは、JX日鉱日石エネルギー(ENEOS)がCSR活動の一つとして行っている「クリックで守ろう!エネゴリくんの森」新規タブまたはウインドウで開きますからご寄付をいただいています。この寄付金によりゴリラの生息地で活動する「ポレポレ基金」と「WCSコンゴ」を支援しています。
ゴリラの保護には、ゴリラの生態や生息環境の調査だけでなく、生息地周辺の人々の理解と支援が重要です。そのためにエコツアーによる収入確保、住民の教育や生活向上などにも取り組んでいます。

世界の野生生物の状況を発信

世界各地の野生生物の情報の多くは英語で発信されています。これらの情報が野生生物を絶滅させない選択につながるよう、経済活動を通じて世界とつながっている日本の消費者、企業、政策決定者などに伝える活動をしています。
ブログ「ワイルドライフニュース」新しいタブまたはウインドウで開きますは、JWCSの翻訳ボランティアの方々の協力により、世界各地で活動するNGOや、ワシントン条約・生物多様性条約・ボン条約などの事務局が発信する情報を日本語で紹介しています。

野生生物犯罪の根絶に向けたを国際協力

野生生物犯罪には野生動物の密猟、ランなど野生植物の違法採取、森林の違法伐採、違法漁業などとその違法取引があります。そしてその規模は、森林の違法伐採と違法取引が年間30~100百万ドル、違法漁業が11~30百万ドル、野生動植物種の密猟・採集と違法取引が7から23百万ドルと推計されています。注1)
そして近年野生生物犯罪は、多国籍の犯罪ネットワークが関与する、組織化された世界規模の犯罪に変わってきました。その収入は、たとえば武装集団の資金源になり、紛争や虐殺を引き起こし、汚職、贈収賄など社会の腐敗の拡大を招いています。そして生物多様性を喪失させ、自然資源に依存する地域の人々のくらしを脅かします。
このような野生生物犯罪が国際社会に与える影響の増大から、2014年2月には野生生物犯罪の防止のための国際会議が英国で開かれ、日本を含む46カ国が参加して「ロンドン宣言」新しいタブまたはウインドウで開きますが採択されました。
ロンドン宣言では、野生生物製品を違法に取り扱う市場の根絶、有効な法的枠組みと抑止力の保証、法執行の強化、持続可能な生活と経済発展の4種類のアクションを挙げています。
このように、国どうしの協力に加え、国連機関や国際団体、ワシントン条約・生物多様性条約などが協力して、野生生物犯罪の防止とその背景にある途上国の人々の暮らしの問題に取り組む動きが加速しています。

あなたが支援できること

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特定非営利活動法人 野生生物保全論研究会

  • 〒180-0022 東京都武蔵野市境1-11-19 モウトAPT102
  • 電話: 0422-54-4885   FAX: 0422-54-4885
  • ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2015/6/26時点のものです。

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